幼稚園や保育園に入園していない未就園児の子育てにおいても、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活の変化は、大きな課題を与えました。
まずコロナ禍においては、感染をしてしまうこと・感染をさせてしまうことの不安から、離れて暮らす祖父母や友人などに子育てについて頼ることがしにくい状況になりました。
それに加えて、子どもの遊び場・親の相談先として子育てを支えてきた「子育て支援施設」が、感染予防対策のため閉鎖・縮小となりました。
(参考:
【新型コロナ】まるで"遊び場難民" 子育て施設閉鎖で保護者切実 )
子育て支援施設は、核家族化が進んだ現代において貴重な子育てのサポート資源です。子どもが身体いっぱいに遊べる場所であると同時に、その場に通う保護者同士や地域の子育てサポートスタッフとのつながりを通じて子育ての孤立化を予防する意義がありました。
コロナ禍の子育ては「子育てのサポート資源の制限」による「子育ての孤立化」、それに伴う「家庭内のストレスの増加」が課題となっています。